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MY HAPPY !!

2025'05.14.Wed
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2010'05.13.Thu


平浦のどこが好きかって・・・っ、
二人とも、「俺みたいんは(僕みたいなのは)きっと一生、一人なん(だろ)やろなあ~」って思っているところ!!
いきなり、告白してすみません(笑)
それから、素直じゃないっていうか自分の為すべきこと的な感じのことを優先しすぎて、
もだもだしているところが好きです、外野が焦れる。

<拍手レス>※反転してお読みください

・出雲様

わわ、拍手ありがとうございますっ!!
拍手の方はだいじょうぶですよっ、気にしないでください~。
「色気のある」なんて、ありがとうございますっ、目指している雰囲気なだけにそう感じていただけると、
すっごく嬉しいです!!
しかし男ばっかしか描いてないので、女の子が下手ッこです(笑)
あたしは出雲さんが描かれる浦原さんとかめちゃんこ可愛くて、大好きですよ~、癒される!
ちび助は普段の絵柄じゃ描けないデカ目が描けるので、張り切って目をきらきらにしてます、楽しいっ。
あんなフライな感じのネタで続けていいものかと思っていたのですが、
出雲さんや鷹野さんに好評だったので、また描けたら描きたいと思います!
はい、絵の方はアトリエにお邪魔してます~、へっぽこですが、クロッキーに参加したりしとります(笑)

ええっ、出雲さんの小喜助、めちゃくちゃ可愛いですよっ、すっごい癒されます、マイナスイオンとか出てそう・・・!!

リンクですかっ、喜んで!!
嬉しいなあ~、次の更新の際にぺたりとはらせていただきますねっ。
メッセージ、本当にありがとうございます!


ぱちぱちの方も、ありがとうございますっ、すっごい励みになってます!


下にSSです、「グッドモーニングコール」の対っぽいですが、ちょっと設定にミスが。
やっとあたしの中の二人がくっつく目処が立ったせいです(笑)
現世に来てごたごたした後かなと思います、それまでは何だかんだ関係はあっても、どこか一線引いてたっていうか、
それを相手も自分も飛び越えられなかったっていうか・・・(笑)

それにしてもあたしのSSがどうも説明口調になってしまうの、どうにかならないもんか~。 



「はあ…これでよし」

ようやく研究が一段落ついたことに、浦原はぎしりと背もたれにもたれて、一息ついた。
「ふあ」
ついでに欠伸も出る。

(
眠いなあ…)
どこに潜んでいたのか、先ほどまで感じなかった眠気がどっと襲ってきて、瞼がとろりと重くなる。
机の上に立てかけてある小型のデジタル時計を見ると、もう午前の三時で、
良い子もいい大人も眠っている時間だ。
瞬けばここぞとばかりに押し寄せてくる睡魔を振り払って、椅子から立ち上がる。
散らばる資材を片付けるつもりもなく、そのまま研究室の明かりをぱちりと消して廊下に出た。
 
浦原の部屋につづくまでの廊下の窓からやや白みはじめた空が見える。
それから自転車を漕ぐような音、きっと新聞屋だろう。
自転車の音が近付いてそのまま遠ざかっていく。
平子が新聞を取れとうるさいのを思い出して、そろそろ取ろうかと真剣に思う。
そうするとあの自転車の音も、一度ここで止まるのだろうか。
そんなことを思いながら、縁側伝いに自室へ向かった。

障子を開けると夕食ぶりに見る顔。
畳の上に敷かれた布団に先ほど、頭に浮かんだばかりの平子が眠っていて、
どきりとする。
障子を開ける音は大きくなかったかと心配した。
けれど呻き声も身じろぎもしないので、安心する。
(これは、また、珍しく熟睡ッスね…)
中々見られないこちらを向く無防備な背中にそう思う。

平子はもともと眠りの浅い質らしく、浦原が部屋に戻るなり目を覚まして、
「喜助か…なんやねん、またこないな時間に…しゃーからお前は…」
と文句を垂れることがよくあったから。

だから今日は途切れない寝息を続けさせたくて、とびきり静かな足取りで歩く。
(夜一サンもまさか「抜き足」がこんなことに役立つなんて思ってもなかったスよね…)
隠密鬼道で染みついた癖が恋人の安眠を守るために使われるなんて、
ちょっと可笑しくて笑えた。
鉄裁の回りすぎる気遣いで隙間無くくっつけられた布団から、
掛け布団と枕を引き寄せながら、せっかくなので平子の顔を覗き込む。
どこかあどけないと言うよりも簡素に見えるのは、いつも平子の顔に何かしらの表情があるからか。
取り繕うものが消えた無口な寝顔に、浦原は思う。


(ほんと、いつから…これが見れたらと…)


まだ戸魂界に居たころはこれほど望んでいなかった気がする。
時間は果てしなくあるのだから、少しずつ手に入れていけばいいのだと、
打算と気持ち、
どちらなのか解らないくらいぐちゃぐちゃにして、そう思っていた。

けれど、藍染の策略に嵌り、現世に落ち延びて、虚化の研究を繰り返し無情な結果に突き当たった時、
もう二度と目を覚まさないのではないか、
そう擦りきれた頭の中で思った。
気付かぬふりをしていたそのことからもう目をそらすことが出来なくて、
積み重なった言い訳、誤魔化し、すべてすべてすべて、取り払われた後に残ったのは、
今にも泣き出しそうな自分だった。
そうして、ようやく気付いた。

名前が呼びたかった、ただその名前が。

それからだった気がする。

まだ戸魂界にいたずっと前、夢のように誰かが隣で眠ることを願っていた、
けれど浦原はそんな日は自分には縁がないだろうとどこかで思っていた、
それで構わないとも。
 
だけど今、平子が眠っている。

朝になれば平子は目を覚まして、一護を勧誘しに行くだろう、浦原もまた為すべきことに向かって動き出す。
あの頃から濁流に呑まれたように様々なものが変わりつづけている。

けれど、その中であってもこの時間は変わらない。

 

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