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MY HAPPY !!

2025'05.14.Wed
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2010'05.08.Sat


あたしが二人を描くと・・・、どうも子供っぽくなってしまうので、すごく悔しいです・・・(墜)
彼らくらいになると、諦めとか割り切りとか折り合いとかがすっごく上手くなって、若さというか物事に対する潔癖さとかはないんだろうなあ、って気がします、
え、どうなんだろう、死神って肉体は霊力に合わせた年齢ですが、精神年齢はちゃいますよね??
死神の十年が人間の一歳分とか・・・まっさかあ~、ないない。
本当にしんちゃんと喜助の心が老成しすぎて、枯れとる・・・そこがいいんですが(笑)
とにかく、大人な二人が描きたい・・・描かねば!!
こう、静かな漫画とか描きたいです、風情がある感じの。

<拍手レス>※反転してお読みください。

・鷹野様

メッセージありがとうございます!!
こちらこそ長々した話しに付き合っていただいて、申し訳ないくらい嬉しかったですっ。
あたしも平浦のお話ができて胸一杯でした、やっぱりこういう機会でないと中々、語ることってできませんよね・・・!

こんな極北にありそうなサイトへお越しいただいてありがとうございますっ、
まだまだ未熟者ですが、そう言っていただけるとすっごく励みになります~。
「ちび助と俺」への感想もいただいてしまって、
ネタは出来ているんですが、他にも平浦で描きたいことがありすぎて、ネームばっかり堪っていく一方です。
二人はこうじゃない、ああでもない、と繰り返してしまって(苦笑)
結果、ブログでSSSだけが生産されるという罠。
早く形にして、サイトにあげれたらいいなあ、と思います。

拍手の喜助も気に入っていただけて、とても嬉しいです!

また鷹野さんのサイトにも立ち寄らせていただきます!!
あたしも応援してますねっ。

本当にメッセージありがとうございました。

パチパチの方もいつもありがとうございますっ、
こんなサイトですが、徐々にカウンターが回ってくれていて、こんなに平浦が好きな人が来てくれているんだと、
すごく感激しています・・・!
これからも、こんなサイトですがよろしくお願いします。

下にSSS、平浦ですが出てきているのは平子と女性なので苦手な方はお控えください。

 



ネオン街。

バーで出会った赤いドレスの女が豊満な体をすり寄せながら、平子の背を路地裏の壁に追い詰めた。
剥き出しの腕を平子の首に巻き付けて、ドレスと同じく真っ赤なルージュが引かれた唇を平子のそれに寄せる。
絹のようになめらかで弾力のある感触と、女が飲んでいた酒の名残の果実の甘い香りがした。

唇から一度離れて手慣れた風に微笑んだ女に、平子はその気になって、赤いドレスが巻き付いた腰を引き寄せる。
(ほっそ…、力加減間違ごうたら、すぐにバイバイやな…)
腕の中に収まった腰の大きさに、強烈に女の弱さと頼りなさを感じて、ぞっとする。
人とはこんなに壊れそうな生き物だっただろうかと自問した。

逸れそうな気を戻して、今度は平子から女にキスを仕掛ける。
改めて口付けてみると力強く噛みつけば食べてしまえそうなほど小さく柔らかい唇だ。
平子が舌を差し入れると、それだけで女の口内は一杯になってしまう。
(動かしにく…)
舌と舌とがひしめき合う中で隙間を探すようにぬるぬると蠢かすと、女の舌がピアスに触れた。
そのまま悪戯に引っ張れるかと思いきや、女は金属の形を確かめただけでそろりと離れていくので、平子は落胆した。
(…なに期待しててん、)
その気になったくせに、明らかに集中できていない自分がいることに平子は気付く。
女と何かを比較しては、その違いに気を滅入らせている。
その何か、というのも平子の中ですぐに確答はついた。

得意げに微笑む唇、薄いが柔さはない腰、ピアスを捕まえては弄ぶ舌先、
平子は女を抱こうとしながら浦原を思い出していた。

そして、浦原のひたすら研究をつづける横顔が脳裏に過ぎり、平子がこうしている間もまた研究室に閉じこもっているのかと思うと、本格的にその気がなくなった。


(
呪われとるみたいやな…)


平子は、あの日から今現在までつづく痛みの中に浦原を差し置いて、ゆくことができない。

というのは建前で手前勝手に待っている。


そんな自分にうんざりしながら、平子は女から口を離す。
物足りなかったのかキスを続けようと追いかけてくる女の唇を避けて、その肩を握って体を離した。

「すまんな、やっぱアカンみたいやわ」

そう言って路地裏から出て行く平子の背に、プライドを傷つけられた女が何事か喚いているのが聞こえた。
それから何かががつんと頭に当たり、地面に転がる。
ハイヒールだった、これまた赤い。

「おっかないなあ…」
平子はハイヒールの当たった箇所を撫でさすりながら、女には振り返らずネオン街を歩いていった。

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うみすぐる
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自己紹介:

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