2010'05.05.Wed
一日空けて、やっと興奮が冷めました・・・、とりあえずスパコミの自分が狂喜乱舞過ぎて、
あたしはサークルさんに菓子折持って謝りに行くべきだ・・・!!
ほんと、お話に付き合ってくださった皆さんっ、ありがとうございました(ぺこ)
あたしの中の二人がくっついてくれなくて・・・、困ってます。
しんちゃんと喜助の貞操観念が違いすぎて、そういう面が噛み合わない気がします。
浦原たいちょーは手段のためなら誰とでも寝れる男です、隠密鬼道の習性というか二番隊自体がそういう組織じゃないとは思うんですが、やっぱり「利用できるものは利用する」っていう質ではあると思うので・・・、
浦原たいちょーの場合、それが如実というか、
蛆虫の巣時代、反乱分子や脱獄を考える囚人を未然に防ぐためにであったり、二番隊での任務の際に必要な情報を得るためにそれに近い人間と取引きをしていたんじゃないかと、
別に物や金である場合の方が多いと思いますが、そういうのを望まれれば抵抗はなさそうだなあ、と。
しかも、そういうのを望んでくるタイプほど、繋がりが続いてしまう気が(笑)
研究が終わった後は、その反動でなんか欠けている?乾いている?自分を感じて、
人肌を求めるのはよくある子な気がします、寂しがりや、無自覚の。
平子たいちょーは潔癖・・・ってほどじゃないんですが、並なので浦原たいちょーが手段に体を使うのが、
「訳わからんわ」ってなる気が、これが惚れた腫れたになると一悶着あるのが平浦だろう、と。
俺がおるのになんでほかのところに・・・、とかではなく、そういう喜助の性質に自分に対する不誠実さを感じてしまうというか・・・しかも喜助本人には全くそのつもりはないので、なおさら厄介。
そういう意味では誠実な男だ・・・平子たいちょーは、めちゃくちゃ人のこと信じれない人なのに・・・。
原作、読み直そう・・・。
下をクリックで昨日からのろのろ書いてたSSSです。
暗い・・・、というか二人とも虚化解除の期間中でぴりぴりしてるというか、疲弊しきっているというか(苦笑)
今さらお互い格好つけてもしかたないので、もの凄く(特にしんちゃんが)ぼろぼろ言ってます、そんな夜もあるさー。
あたしの中で常に鬼ごっこをしている二人、
それにしても小説書ける人ってすごい・・・!!
屋敷を出て、森林の中に入っていく平子の後を追いかける。
先ほどまで降っていた雨でぬかるんだ地面から歩く度に泥が跳ね、浦原の白い足袋が汚した。
前を行く平子の背中は、一人になりたいのかただ早足で草木をかき分けていく。
一人になりたいのは勝手だが、その危なっかしさが気になってこちらが眠れないのはご免だったので、
こと平子に関して割り切れない自分にうんざりしながら、浦原も同じ速度で追いかける。
鬱蒼とした木々や葉のえぐみのあるぬるい匂いがどこもかしこからもしてくる、季節はもう五月だ。
足袋が泥まみれになった頃に、ようやく森林から出ることができた。
辺りは一面の湖で、空に浮かんだ満月があたりを仄かに照らしている。
平子は相変わらずこちらに背を向けたまま、湖の際に立っていた。
「鬼ごっこ、もう終わりにしましょうよ」
先にも後にもいけない平子に浦原は遠いところからからそう言った。
伸ばしても手は届かないが、駆ければすぐに近付ける、そういう距離だ。
「・・・もう、放っとってくれや」
俯いた頭から、絞り出したような低い声がそう言う。
浦原は項垂れる背中を見ながら、平子真子はこんなにも小さかっただろうかと思った。
戸魂界で見たその背は、ずっと大きかった気がする。
「あいつにまんまと出し抜かれて、お前にまで助けられて…情けのうて死んだ方がましや。」
自嘲気味に続けられる言葉に頭が痛くなる。
助けたのは浦原の我が儘だし、何でもかんでも自分で解決しようとする平子にはそれすらも余計なことだったのかもしれないが、あんまりだと思う。
虚化解除に血眼になって費やした時間が馬鹿らしく思えてくきて、いつまで経ってもこちらを向かない背中に苛立ちが募る、
頭の中でどろりと赤い何かが焼き切れた。
「じゃあ一緒に死にます?」
何もかも放り投げて、いっそ今この瞬間を終着駅にしてもいいかもしれない、と思った。
この場に誰かが居たらそれは自棄だと浦原を諭しただろう。
だが生憎、驚いた目で振り返る平子しか居らず、
その平子も、とても隠密鬼道の出だとは思えない荒々しい足取りの浦原に手を取られ、
あっという間に湖に連れ込まれる。
「ちょ、なんやねん…」
並々ならぬ浦原の気配と胸元あたりまで水に沈んだ二つの体に焦ったのか、鬱屈とした調子だった平子から静止の声があがる。
浦原は振り返って、困惑する平子を見つめた。
「平子さんの言う通りッス、僕も何だかどうでもよくなってきました、藍染の企てや世界の危機に僕たちが付き合わなきゃいけない義理もない、生きててそれが約束されているのなら、今死んでも僕は構わないッス」
浦原は自分でも信じられないくらい頭に血が上っているのを自覚した、
けれど押さえ込もうとしても勢いは止まらず、平子への苛立ちのままにその首に腕を絡めた。
何が自分の血をこうも沸騰させるのか、浦原はわからなかった。
平子の何かを言おうと開かれた口を、浦原は自らの唇で塞ぐ。
かろうじて着いていた足場を蹴ると、その先は一気に深くなって、二人分の重みが湖底に誘われるように一息に沈んだ。
触れ合った唇の隙間から酸素が小さな泡になって、平子の短くなった髪をくぐりぬけてゆくのを浦原は見た。
何をしているのだろう、と思う。
平子が現世に落ち延びたことに対して強く後ろ暗さを感じていることに、浦原は薄々だが気付いていた。
そういう男だということにも。
きっとあの夜、朽ちていればこの髪も短くなることはなかったはずだから。
こぽこぽと耳元で水音がなる、五月の湖は思いのほか温かく心地よかった。
ゆらゆらと揺らめく湖面の向こうに月が映っているのが見える。
どうか沈みきる前に平子がこの腕の中から、
抜け出してくれればとも、眠ってくれればとも思った。
※結局最終的に、岸に流されて、
「俺ら、昨夜あないに白熱して、死ぬ死なんみたいな瀬戸際やったのに、この有様て・・・めちゃくちゃ格好わるいやんか」
「平子さんがあんなこと言うからッスよ・・・、それに格好悪いのは今さらッス」
「言うよーになったやんか・・・弱音くらい吐かせえ」
とかなんとか、二人ともびしょぬれの土まみれになりながら言っていたという。
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