先日、みかさん宅で絵茶をしてきました~。
途中参加だったんですが、
丁度いい具合にみかさんと秋さんの絵が完成していて、
まさか入室して突然、うほっていうとは思わなかったです、はい。
やっぱり平浦の話をして盛り上がれる時間というのは、すばらしいですねっ、
あんなにきらきら輝いた時間、にやにやが止まりませんわ(笑)
猫を飼っているあたしとみかさんが秋さんに、やたら猫を勧めたり、
浦原さんが猫っぽいっていう話と、猫好きそうっていう話と、
・・・猫だらけだ。
ちゃんと平浦の話しましたよっ、縁側昆布茶生活といった感じのほのぼのから、
もし、あの仰向け浦原さんが実は本当に藍染に倒されちゃってて、
平子さんだけが生き残っちゃうっていう・・・、そういう切ない感じのまで。
ちょっとだけそんな感じのSSS。
こめかみにできた傷からどくどくと痛みが脈打つ。
気を抜いたら襲ってくる目眩を振り払いながら、平子は瓦礫の上を器用に歩いた。
藍染はいない、今ごろ戸魂界に行っている頃だろう、
擦れた意識でことの顛末は見ていた、
絶望的な状況の中、ただ眺めることしかできない自分、
起き上がらない体をこれほど役立たずだと罵りたくなったことはない。
けれど今は立てる、動ける、ならばいつまでも地べたに這いつくばっているつもりはない。
またか、またかと、自分の過ちを責めるのは後だ、
今は穿界門を開き、後を追う方が先決だ。
瓦礫の山を見渡して、
「おった・・・まだ寝とんのか」
横たわる体を見つける、
一人だときりきりと張り詰めていた眼差しが、その姿を見て緩んだ。
近づいていくと、
帽子が取れて色素の薄い髪が日にさらされていて煤けているのがよくわかる、
服もところどころ破けていて、はだけた白い肌のあちこちに泥がついていた。
気が緩んだせいか、風呂に入れてやらないと、と思った。
そんなことを言っている場合ではないのに。
「起きんかい、喜助、いつまでひっくり返っとんねん」
声をかけるがうんともすんとも言わない、
目が見えない、と思って乱れて掛かった浦原の髪を避ける。
ふと掌に触れた肌が、
あちこちから煙の出ているこの場には似つかわしくないほど冷たくて、
驚いた。
浦原はもとから体温の低い方だったが、冬の日だってこんなにも冷たいことはなかった。
心臓を気味の悪い何かがざらりと舐めるような感じがした、
何かこの状況の、答えようなものが頭の中にちらつく。
「喜助、はよお、おき」
これ以上ないくらい、優しい声で言う、きっと仲間が聞いたら耳を疑うような、
とびきりの声で。
いつも寝汚い浦原を起こすのは平子の役目だった、
殊更、その優しい声で起こされるのが好きだと、
そう浦原は言っていた。
はあ、とため息をつく。
「まじ心臓に悪いねんて、」
こつん、と頭を叩く。
「う、う、真子さん・・・?」
するとぱちりと浦原が目を覚ました。
平子は覚えている、
以前、浦原商店の居間で同じように冷たい状態で机に伏せる浦原が、
呆然とした平子の目の前で何食わぬ顔で起き上がって、
「一時的に仮死状態になれる薬をつくったんスよ」
と無邪気な顔で言ったことを。
あたしには・・・できなかった、浦原さんを手にかけるなんて!!
そのつもりで書いたのに、できませんでしたっ。
自分の中の浦原さんへの愛がわかっただけだった・・・。
下にあきさん、みかさん、との絵茶ログが一枚。
肌色多めです、お気をつけください(笑)
NAME!!=うみすぐる
MY LIKE 1or1!!
ルシフェル×イーノック
平子×浦原
LIKE!!=二次創作
はじめまして、日本産の腐女子です!
上記の言葉で
苦手だと思った方は、
ブラウザバックを推薦。
大丈夫な方は、どうぞ!
ブログサイトに移転しました。
主に近状やpixvで
アップしたイラストを
載せていきますので、
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