ひ、平浦って、浦原さんと平子さんのややこしさが、売り!!
みたいなところもありませんか(笑)
全部オープンではなさそうだし、ある程度シャットダウンしてそうですが、
お互いの中ではかなり打ち明けているんだよ-、みたいな。
あれ、違うかな、
でも相手を巻き込んだり、自分の都合の悪いことには黙るみたいな、
言われなくて、出し抜かれるみたいなのがたまにあるかと。
「また、あの人は!」「また、あいつは!」のような感じで(笑)
下にSSです、甘いのとはなんぞや、と思いながら、
気付いたら、浦原家の庭園事情が大半をしめてました(笑)
相変わらず、書きたいとこだけがーと書く、尻切れです。
日差しを跳ね返した、草木がきらきらと光りを瞬かせる。
それを布団の上で寝そべりながら、ぼんやりと眺めていた。
鉄裁によって整えられた庭、
僕よりもいくらか長い年月を生きている鉄裁を歳だと言うわけではないけれど、
老人の趣味みたく彼は盆栽を弄くったり、庭の手入れをするのが好きなようだ。
おかげで、庭は雑草畑にならずにすみ、
僕はふとした時にすぐに四季を感じることができている。
もしかしたら遠出をしない僕を気にしてくれいるのかもしれない。
庭には子供の拳ほどの向日葵や、
名前の思い出せない木の根元には青いねこじゃらしがぴょこぴょことはねていて、
そんな庭の隅には一条ほどの小さな畑ができている。
この頃鉄裁は家庭菜園にも手を出し始めたからだ。。
どうも現世でのブームらしい、
らしいというのはその情報は僕自身が仕入れたものではなく、
恋人から教えてもらったからだ。
畑にある南京だか茄子だかの葉っぱについた水滴が、
ぱちぱちと光りをはじくのを見ていると、
襖の向こう、商店のあたりから元気な声と可愛らしい声が聞こえる。
耳を澄ませて聞いてみると、どうやら雨とジン太が言い合いをしているようだった。
ちりとりあたしが持ってきたのに、とか、
だからお前が直すんだよ、とか、
鉄裁さんが交代ばんこだって、とか。
世に言う反面教師というやつなのか、
どうも僕がだらしないせいか、やたらしっかりしている子供達は、
規則正しく目を覚まして、店の支度をしているらしい。
大人の見本としては諦められていることが、切なくてたまらない。
でも僕みたいにならなくてよかった、
そんなことを思っているとがたんと音がして、子供達の声がやむ。
遠くから肌を撫でる感じ慣れた霊圧に、僕はごろりと転がって俯せになった。
いらっしゃい、と雨の高めの声、
それから、何の用だよ、と噛みつくジン太の声に、返事を返しながら、
声と足音がこちらに向かってくる。
僕は、何の用なんだろうかと、
また酸っぱくだらしないと言われるのかと、
そして来てくれたのが子供みたいに嬉しいのとを、
順番に感じ終わった時に、襖が開いた。
「いらっしゃい、平子サン」
布団から見上げる僕を見て、よく見る呆れたような諦めたような、
それでいてまあいいかと言う恋人の顔、
ネクタイとシャツ、それからパンツ、よく見る格好。
「シンジや、」
そう言いながら、傍まで来て胡座をかいて座る、ちょうど頭の辺り。
だらけきった僕を見ていつもの一言で済まされたことに、
どうも肩すかしを食わされた気分になる。
「だらしないなあ、って言わないんスか、いつも言うのに・・・」
顔を傾けて、平子サンを見上げながらいうと、その眉間に皺が寄る。
「そないしょっちゅう言ってないっちゅうねん、
俺かて、お前がちゃんと起きたら言わんへんて」
やはり言われると、それはそれで耳に蛸なので口がへの歪んだ。
「もうちょっとで起きようと思ってたんス」
平子サンの膝小僧の辺りに額をつけながら言うと、
「嘘こけ」
とすぐに切り替えされた。
「なんでわかったんスか」
と呻くと、
「なんでわからへんと思ったんですか」
と冗談めかして返されて、それが可笑しくて二人して笑う。
声がやんだ頃に、さらりと横髪が梳かれる。
温かい五本の指先が、つむじから毛先までを行き来する、
その柔らかいタッチに軽かった瞼がとろりと重くなる。
「どうしたんスか?」
こんな時間に珍しく甘やかしてくる平子サンに、微睡みの中で尋ねる。
「ん?まあ、大したことやない」
何気なさそうにそう言ったのを、うとうとしている耳で聞いた。
けれど、そんなはずはないと、根拠もなく思う。
「嘘」
ぱちりと眠たい目をあけて言うと、
平子サンがほんの少しだけ、眉を下げる。
「・・・なんでわかんねん」
少し困ったような顔でそう言った。
「なんでわからないって思ったんスか」
だって平子サン、貴方が僕をやたら甘やかしたがるから。
NAME!!=うみすぐる
MY LIKE 1or1!!
ルシフェル×イーノック
平子×浦原
LIKE!!=二次創作
はじめまして、日本産の腐女子です!
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