2010'07.04.Sun
今さら44巻、買いました~。
基本、浦原さんが出とるコミックだけだったので、ちゃんと平子さんも出ている巻を買おうと、
サブタイトルは「ぶちぎれ★平子真子」ですね。
しかし、この巻も藍染には大阪の血が騒ぐというか、突っ込みどころ満載というか・・・、
百年ぶりに生き返った目って、平子さんのこと何も知らないでしょ、もう!
藍染は同人にカウントするとどのキャラクターに対してもフラグが多すぎてきりがないので、
カウントしてません(笑)
平浦のよいスパイスとして活躍してもらっています。
その後のバサアに盛大に吹き出す、
藍染はすでに神だ・・・笑いの神。
それにしても平子さんのひよ里のポジションはどこのあたりなんだろう、
妹みたいな感じかなって思っていたんですが、身長的に(笑)
しかし藍染に対してだけブチギレさすのは癪なので、ぜひ浦原さんにもブチギレてほしい、
と読んだ瞬間思いました。
脳みそが平浦で発酵している・・・、もう手遅れですね。
平子さんはクールを装う熱い男だと思ってますが、怒りの力が凄まじい、第二のイーラですね。
ちょっとうちの平子さん観なんですが、
平子さんは藍染を憎んでいると言うより、あの夜のことすべてを憎んでそうな気がします、
そういう事件を引き起こした藍染ももちろんですが、
駆けつけた浦原さんに対しても、
仲間を守れなかった自分に対しても、
というより、多分、自分に対しての怒りがもの凄い気がする、
そこから飛び火して事件の犯人である藍染や、
あの場で死なせず生かした浦原さんに対しての怒りとかもあったんじゃないかなあと。
ここらへんは妄想すると非情に楽しいので、
また書けたら書きたいです。
それからまたうちの浦原さん観なんですが、
あたしの中の浦原さんはあんまり藍染に対して憎しみを抱いていないというか、
それ以前に崩玉を生み出した自分に対しての後ろめたさみたいなのがあります。
僕は罪人だ、みたいなのではなく、科学者の宿命というか、責任というか。
平子さんはあの夜の自分を許したくて藍染を倒したがっていますが、
浦原さんはどちらかというと崩玉の奪取の方が重きに置いていそう、
その過程で藍染を倒すという段階があるというか、
憎んでるっちゃあ、憎んでいるんですが、
藍染を倒したらおわり、というんじゃないんだろうなあ、浦原さんは。
ん?
それとも平浦的に考えると「やっと折り返しってところやなあ~」のくだりが、
平子さんも藍染を倒したらおわりじゃないって言ってるような気が、
だといいなあ(笑)
またあたしの中で、二人がくっつく時間が伸びるかと思いましたが、
何とか軌道修正・・・。
下に、虚化解除最中の、浦原さんのやばいっぷりというか、
生き急いでいる浦原さんと、それを止められない平子さんという、
どうしようもないSS。
ぺたぺたと足音を立てながら廊下を歩いていく。
白い壁に焦げ茶色の木製の床、もはや見慣れた景色。
追放される前に何度か世話になった四番隊の病室にも似た、
否それ以上のどこかよそよそしいここは、現世の疎開先にある村のはずれの屋敷、
その地下深くに造られた浦原の研究所だ。
平子が目が覚ましたのは、すでに戸魂界ではなく現世に落ち延びた後だった。
半年間、時間停止によって眠らせていたのだと、目覚めた平子に浦原は言った。
もうデータとサンプルだけでは虚化がどうにもならないと判断して、
最も進行の遅かった平子を起こしたのだと、
記憶に残るよりもずっと白くて、睫の下の隈の色も濃く、少し老いたような顔で言われて、
その半年間の浦原の無理を知った。
あれから半年、
現世に来てから一年、
平子と浦原は虚化を解除することにひたすら挑みつづけている。
一室だけ扉の開いている廊下の奥にある部屋を覗き込むと、
データを見ている浦原の背中がある。
データには虚化した平子の霊圧の上昇やその兆し、
そして時間などが書かれているのだろう。
「怪我の方は、大丈夫ッスか?」
気配に気付いた浦原が背を向けたまま尋ねてくるのに、
「大丈夫や、鉄裁に治してもろた」
と答える。
虚化した平子を戻すのは、並大抵のことではないらしく、
全力で浦原は抑えにかかってくるため、どちらもいつも生傷だらけだ。
こういう時、大鬼道長の鉄裁がいてくれて本当によかったと思う。
「そうッスか…ミサンガは?」
データを台の上に置いた浦原が振り返り、平子の元へ寄っていく。
平子よりも細いのではないかと思うほど薄い手が着物の袖から伸びて、平子の腕を掴んだ。
「お前…ちゃんと寝とんのか?」
平子の手首に巻かれたミサンガに緩みがないかを確かめる浦原の顔が、
また一段と疲れているような気がする。
「寝てますよ、ちゃんと」
返された言葉に、平子は色んな気持ちがない交ぜになって瞼を閉じる。
何度も繰り返したやり取り、
本当に寝ているのなら、どうして目の下の隈が日に日に濃くなるのかを、
平子が気付かないわけがないと、浦原はわかっている。
けれど、それでも眠っていると言う、
もう以前の愛想笑いも何も取り繕うことも出来ず、
淡々とまるで決まり事のように嘘をつく。
「大丈夫ッス、じゃあ今度は、左手」
平子の右手を確認をし終えた浦原が、今度は左手に触れる。
手首に巻かれるミサンガ、
それには時間停止を言語化し、まじないにしたものが書かれている。
時間停止とは体と意識、術のかかる範囲すべての時間を止める鬼道だ。
だがこのミサンガで死神の手首にある霊圧の排出口と、範囲を制限することによって、
虚化しようとする霊圧の流れを止めたまま、意識があるという状態が保てている。
逆をいえば、これをはずせば虚化が進行するというわけだ。
浦原は何かに取り憑かれたように虚化の解除の道を探している、
どこか生き急いでいるようにさえ見えることがあるのは、気のせいではないだろう。
そして一年間続くその無理から目をそらしている自分にも、
平子は気付いている。
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