2010'04.21.Wed
ジャンプ・・・(^p^)
思わず顔文字になりましたわ、たしかに四月だがエイプリールフールはとっくに過ぎとるのに、編集部のおちゃめに弄ばれました。
来週に期待・・・してもいいのかどうか、とりあえず崩玉がどうのこうのはありそうなので、そこは楽しみにしておこう・・・まさか市丸のワンマンショーになったりはせんだろうな、ざわざわ。
ここのところSS(というよりはネタ)ばっか書いてます。
しんちゃんと喜助って、この二人は互いのこと考えたらどこまでも離れていくから、自分のことばっか考えとけばいいと思うんですが、はい。
でも人ってどれだけ自分の願い?欲望?を後回しにできるかなあ、それって無理って言うんじゃないかなあ、と思います。
結局、何だかんだ言って隣で歩いて背中を向けて離れて、遠回りして最後にはお互い向かい合うしかない、そんな二人がいい。
どうしよう、SSと呼ぶにはあんまりにも短いし俺得でしかない話なので、こっちにアップしていこうっと。
思いのほかべたべたした話になって残念・・・!!
「こんなにも近くで・・・」を聞きながら書いてました、すごい平浦だった(笑)
OPENでSS。
「あいつらに言っていかんでええんか、」
平子の声に頭の中で決心が揺れるのを、何とか押しとどめて、浦原は口に弧を描いた。
不格好な笑みになっていない心配だ。
こういう時、平子の鋭いところが嫌になる、最後だけはどうか騙されてくれないか、と願う。
誤魔化すのは得意なはずなのに、嘘つきには適わないから、困った。
負担をかけたくない、と思う。それは平子のためと言うよりも浦原の我が儘に近かった、
自分まで抱え込まれるのはご免だった、だからそのなる前に平子の腕が届かなくなる場所まで逃げてしまおうと思った。
けれど、気持ちも思いも何もなくただただ願っていることもあった、少しでも平子から重みを取り除いてやりたいと。
自分にも誰かをこんな風に思えるなんて、と意外に思う。こんな気持ちは望んでも一生、縁のない持ちものだと考えていたから。
「はい、みなさんには平子さんから言っておいてください」
いつもと変わらず話せているだろうか。
浦原を見つめる平子の相変わらず目つきの悪い、まっすぐな瞳から目をそらしたい。
『目え、見たらな、思ってることわかんねん』現世に墜ちる前にバツの悪そうに言った平子の言葉を思い出す。
なんとも非科学的なことなのに平子ならそうかもしれない、と不思議なほどすんなりと信じることができた。
そして今も。
ならば、気付かれているのだろうか。
けれどきっと逸らしても意味がないだろう、逃れるすべなんて元よりない。
今、この瞬間だけ本物の義骸になれればどんなにいいか。
そう思ったとき、激しい風が吹いた。
突風が髪を嬲り、すこし伸びた前髪が視界を覆う。
「それじゃあ、さよなら」
まるで、別れの演出でもされているかのようで、背中を押されるように言葉が出た。
踵を返して、背を向ける。からんころん、と下駄が鳴る。
その音が重なる分だけ、平子から離れていく。
どれくらい歩いただろうか。
そういえば、と別れ際に一度も名前を呼ばれていないことに気付いて、『喜助』と呼ぶ、あの、暢気な声を思い出した。
遠くで本当に聞こえた気がして、振り返ると太陽が輝いていた。
相変わらず眩しくて、遠い。
手を伸ばして、白い光と重ねる。
「…真子さん」
呼べなかった名前を誰に聞かれるわけでもなく、呟く。
堪えていたものがどっと溢れるのを感じた。
PR
Post your Comment
† CALENDAR
† CATEGORY
† WHAT IS NEW !!
† PROFILE
HN:
うみすぐる
性別:
女性
自己紹介:
NAME!!=うみすぐる
MY LIKE 1or1!!
ルシフェル×イーノック
平子×浦原
LIKE!!=二次創作
はじめまして、日本産の腐女子です!
上記の言葉で
苦手だと思った方は、
ブラウザバックを推薦。
大丈夫な方は、どうぞ!
ブログサイトに移転しました。
主に近状やpixvで
アップしたイラストを
載せていきますので、
よろしければ
見てやってください!
NAME!!=うみすぐる
MY LIKE 1or1!!
ルシフェル×イーノック
平子×浦原
LIKE!!=二次創作
はじめまして、日本産の腐女子です!
上記の言葉で
苦手だと思った方は、
ブラウザバックを推薦。
大丈夫な方は、どうぞ!
ブログサイトに移転しました。
主に近状やpixvで
アップしたイラストを
載せていきますので、
よろしければ
見てやってください!
† ARCHIVE
† WHAT IS OLD !!
(04/06)
(04/09)
(04/14)
(04/15)
(04/18)
***